25ソアレXR購入インプレ!実機評価と24ルビアスとの徹底比較
こんにちは。
アジングDays、管理人の「ハル」です。
シマノから満を持して登場した25ソアレXR、アジングやライトゲームを楽しむ皆さんなら、そのスペックや発売日が気になっているのではないでしょうか。
2021年の前作から4年、ライトゲームシーンはますます繊細化し、タックルに求められる性能もシビアになっています。
そんな中、シマノが出した答えがこのリールです。
今回は、実際にこのリールを購入した私が、ライバル機である24ルビアスとの比較も交えながら、徹底的にインプレを行います。
「カタログ値だけでは分からない巻き心地はどうなの?」
「結局、買いなの?」という疑問に対し、イチ釣り人としての視点から、忖度なしのリアルな評価をお届けしますので、導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
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- 実機を購入して感じたリアルな使用感と刷新されたデザインの魅力
- 24ルビアスや旧モデルと比較した際の明確な進化ポイント
- アジングにおけるインフィニティドライブの恩恵と感度の変化
- 自分のフィッシングスタイルに合った最適な番手の選び方
実機で語る25ソアレXRのインプレ評価
ここからは、実際に私の手元にある25ソアレXRの実機に触れながら、ファーストインプレッションをお届けします。
なぜ私が数あるリールの中からこのモデルを選んだのか、そして箱を開けて初めてハンドルを回した瞬間に感じた「生の声」を、包み隠さず語っていきます。
24ルビアスとの比較と購入理由
この25ソアレXRを購入する少し前に、ダイワの「24ルビアス ST SF 1000S-P」を購入したばかりなんです。
以前メインで使っていたのが15ルビアスだったので、久しぶりのアジング用リールの新調でした。
その際、約10年分の進化が生み出す軽さと回転性能に、心底驚かされたのを覚えています。
「もうアジングリールはこれでゴールで良いんじゃないか?」
正直、そう思ってしまうほどの完成度でした。
しかし、そんな矢先にシマノから25ソアレXRが登場するというニュースが飛び込んできたのです。
もともとアジングリールの入れ替えを検討していた時期でもあり、ダイワの最新技術を体感した直後だからこそ、「シマノの最新ライトゲーム専用機はどうなんだ?」という純粋な興味が抑えきれませんでした。
特に気になったのは、シマノが打ち出す「巻き感度」へのアプローチです。
ダイワのエアドライブデザインによる軽快な操作感に対し、シマノがインフィニティドライブでどのような「情報伝達能力」を提示してくるのか。
この2台を同じ時期に使い比べることこそ、アジングDays管理人としての使命だと思い(笑)、購入を決意しました。
24ルビアスの進化に感動した後だからこそ、同世代のライバル機である25ソアレXRの実力が気になって仕方なかったのです。
もし、私と同じように「ルビアスとソアレ、どっちにするか迷っている」という方がいれば、以前書いた24ルビアスのインプレ記事も合わせて読んでみてください。
両者の違いがより明確になるはずです。
高級感あるデザインと価格の満足度
開封してまず目を奪われたのは、そのデザインの大きな変化です。
ソアレXR、あるいはソアレシリーズといえば、これまでは「マットブラックのボディに鮮やかな金色のようなオレンジの差し色」という、アグレッシブなイメージが定着していましたよね。
あのスポーティーなデザインも「ソアレらしくて」好きでしたが、人によってはロッドとの色合わせが難しいという声もありました。
しかし、今回の25ソアレXRはガラッと雰囲気を変えてきました。
今回はシルバーを基調にシャンパンゴールドの差し色があしらわれています。
実物を手にしてまず思ったのは、「大人っぽくて洗練されている」ということ。
派手さを抑えつつも、光の当たり方で鈍く輝くゴールドのパーツは非常に上品です。
デザインの注目ポイント
- スプールのブランキング(肉抜き)デザインが、上位機種であるステラやヴァンキッシュを彷彿とさせる形状に進化。
- 全体的に金属感のある質感で、プラスチックっぽさが排除されている。
- どんなロッドにも合わせやすい、落ち着いたカラーリング。
価格は前作より上がっていますが、この質感の向上は価格上昇分を補って余りあるものです。
リールは性能も大事ですが、「釣り場で眺めた時の満足感」もモチベーションに関わる重要な要素。
その点において、25ソアレXRは所有欲を大いに満たしてくれる仕上がりだと感じました。
500SPGの技術的非搭載機能
今回、私が購入したのは「C2000SSHG」という番手です。
アジングにおいて「軽さは正義」と考えるなら、ラインナップにある最小の「500SPG」を選ぶという選択肢も当然ありました。
実際、カタログスペックを見れば500番手の方がC2000番手よりも15gほど軽いです。
しかし、カタログの仕様表を隅々まで見比べると、ある重要な事実に気づきます。
それは、500番手は2000番手とは中身が別物と言っていいほど、搭載されているテクノロジーが異なるという点です。
「小さいから軽い」だけではない、構造上の省略があるのです。
500SPGで非搭載(または仕様違い)となっている主な機能
- マイクロモジュールギアII: 滑らかな巻き心地の核となる技術。
- サイレントドライブ: ガタつきやノイズを排除する設計。
- インフィニティクロス: ギアの耐久性を高める設計。
- マグナムライトローター: 回転の軽さを生むローター(500は素材や形状が異なる)。
- アンチツイストフィン: ライントラブルを抑制する新機能。
- ロングストロークスプール: 飛距離に貢献するスプール形状。
- Xシップ: ギアの大径化と最適配置によるパワー伝達。
このように、シマノが誇る最新技術の多くが500番手には採用されていません。
これは構造上のスペースの制約などが理由だと思われますが、これだけの機能差があると、巻き心地や耐久性、トラブルレス性能においてC2000番手とは別次元の使用感になることが予想されます。
もちろん、超近距離戦専用機として「1gでも軽く」を最優先するなら500番手も有力な選択肢です。
しかし私は、25ソアレXRに搭載された最新のテクノロジーをフルに体感したかったため、あえて重量増を受け入れてでもフルスペックの2000番手を選びました。
C2000SSHGを選んだアジングの意図
番手を決めた後に悩むのが「ギア比」です。
24ルビアス(パワーギア)との純粋な比較を行うなら、ソアレもパワーギア(PG)を選ぶべきでした。
しかし、私はアジングにおいては断然ハイギア(HG)派なんです。
一般的に「アジングはスローに誘うからパワーギアが良い」と言われることも多いですが、私がアジングリールに求める役割の中で、特に重視しているのが「糸ふけ(ラインスラッグ)の回収」です。
私がハイギアを選ぶ3つの理由
- 風対策
キャスト後に横風で膨らんだ余分なラインを、着水と同時に素早く回収してラインメンディングできる。 - アクション後の即応性
トゥイッチなどのアクションを入れた直後に出るスラッグを、ハンドルひと巻きで即座に整え、アタリを感じるテンションに戻せる。 - 手返しの良さ
深場からのリグ回収や、アジを掛けた後の取り込みスピードが速く、時合いを逃さない。
これらをストレスなく行うには、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が多いハイギアが圧倒的に有利だと感じています。
アジングは「巻いて釣る」よりも「ロッドでさびいて、リールで糸ふけを取る」動作が多い釣りです。
そのため、巻き重りが多少あっても、スラッグ回収能力が高いHGの方がメリットが大きいと判断しました。
一方で、メバリングのただ巻きや、一定速度でリトリーブすることが重要なエリアトラウトなどでは、巻き感度が一定でブレにくいパワーギアの方が使いやすいと考えています。
今回は「アジングの操作性」を最優先し、自分のスタイルを貫いてハイギアモデルを選びました。
実測の自重と巻き心地のファースト印象
さて、肝心の実機インプレです。
実際にロッドにセットして手に持ってみると、やっぱり軽いです。
数値上は24ルビアス SFモデル(約135g前後)の方が軽いのですが、以前使っていた15ルビアス1003と比較すると明らかに軽快です。
特にC2000番ボディでこの軽さは、ロッドにセットした時のバランスが良く、持ち重り感は皆無です。
ハンドルを回してみた第一印象としては、正直に言うと、巻き出しの軽さ(初動のレスポンス)だけなら、エアドライブローターを搭載したパワーギアである24ルビアスの方に分があると感じました。ただ、これはギア比の違い(HG vs PG)もあるので単純比較はできません。
25ソアレXR(ハイギア)の巻き心地は、「軽い」というよりは「ヌメっとした密度のある滑らかさ」が際立っています。
マイクロモジュールギアIIとサイレントドライブの恩恵か、雑味が一切なく、ギアが噛み合っている感触が非常に上質です。
グリス馴染みについて
シマノのリールは新品時はグリスがしっかり塗布されており、少し巻きが重く感じることがあります。
私の個体も少し「重厚感」がありますが、これは使い込んでグリスが馴染んでくれば「軽快さ」へと変わっていくかもしれません。
巻き心地の感じ方は個人差が大きい部分です。
スカッと軽い巻きが好きなのか、シットリとした滑らかな巻きが好きなのか。
気になる方は、釣具店の実店舗で実際に巻き比べてみることを強くおすすめします。
スペックから見る25ソアレXRインプレ
ここからは、個人的な主観だけでなく、公開されているスペックデータや技術特性に基づいて、25ソアレXRがアジングシーンにどのようなメリットをもたらすのかを深掘りしていきます。
なぜこのリールが「ライトゲームの新基準」と呼ばれるのか、その理由を紐解きましょう。
発売日と各番手のスペック詳細
25ソアレXRの主要モデルは、2025年11月頃からの発売となっています。
ラインナップはアジングやメバリングに特化した厳選された番手構成で、それぞれの釣りに合わせて最適化されています。
| 品番 | ギア比 | 特徴とおすすめの用途 |
|---|---|---|
| 500SPG | 4.7 | 最軽量モデル。機能制限はあるが、1gでも軽くしたい超近距離戦のジグ単特化。 |
| C2000SSPG | 4.4 | デッドスローリトリーブ対応。巻きの軽さと感度を最優先するアジング・メバリングの王道。 |
| C2000SSHG | 6.0 | 今回私が購入したモデル。手返し重視、深場攻略、ラインメンディング重視のアジング汎用ハイギア。 |
| C2500SHG | 6.0 | キャロ、フロート、メタルジグ対応。150gという驚異の軽さで、遠投の釣りでも繊細さを失わない。 |
特に注目なのはC2500SHGの存在です。
従来、2500番ボディは「パワーはあるけど少し重い(160g〜170g台)」というイメージがありましたが、今回はC2000系と同等の自重150gを達成しています。
これにより、フロートリグやライトキャロを使うアングラーにとって、「遠投できて、かつジグ単ロッドのような軽快感で操作できる」という夢のようなリールになっています。
150gの軽量化がアジングに与える影響
25ソアレXRの最大のトピックの一つが、劇的な軽量化です。
特にC2500SHGでは前作から約15gもの軽量化を果たし、シリーズを通して自重の軽さが際立っています。
「たかが15g、されど15g」です。 常にロッドを立てて、手首だけでチョンチョンと繊細な操作を数時間繰り返すアジングにおいて、この15gの差は疲労感に直結します。
疲労が蓄積すると、集中力が切れ、雑な操作になりがちです。
また、タックル全体の重量が軽くなることで、物理的に「反響感度」が明確に向上します。
重い物体よりも軽い物体の方が振動を減衰させずに伝えやすいため、コンッという明確なアタリはもちろん、潮の重みがフッと抜けるような「抜けのアタリ」や、リグの重みを感じる「操作感度」も、よりクリアに手元に伝わってくるようになります。
C2500という番手ならキャロやフロート、メタルジグ用のタックルにオススメ!
軽さは単なる快適性だけでなく、釣果を左右する「性能」そのものなのです。
インフィニティドライブとドラグ性能
今回、私が2000番手を選んだ大きな理由の一つが、このインフィニティドライブの搭載です。
これは、メインシャフトをピニオンギアの内側で非接触化し、特殊低摩擦ブッシュで支持することで回転抵抗を劇的に低減させる技術です。
これまではステラやヴァンキッシュといった上位機種の特権でしたが、ついにソアレXRクラスにも降りてきました。
これにより、「巻きの質」が格段に上がっています。
単に滑らかなだけではありません。水中の情報をノイズレスに伝えてくれるセンサーのような巻き心地を実現しています。
アジングでは、リールを巻いて魚を寄せるパワーよりも、「潮の流れが変わった瞬間」や「魚がルアーの後ろについた気配」といった微細な抵抗変化を感じ取る能力が求められます。
インフィニティドライブは、リール内部の摩擦ノイズを消すことで、水中の信号をより純粋にアングラーに伝えてくれます。
また、ドラグにはハイレスポンスドラグが採用されています。
これはファイト中に魚が急に走った際、ドラグ力が急激に立ち上がりすぎないように制御するシステムです。
強度が低いエステルライン(0.2号や0.25号)をメインに使うアジングでは、一般的なドラグだと初動の食いつきでラインブレイクするリスクがあります。
ハイレスポンスドラグは「粘りすぎず、スッと出る」設定になっており、これが極細ラインを守る命綱となります。
(出典:シマノ)
ライントラブルを防ぐ新機能の搭載
軽量なジグヘッド(1g以下)を扱うアジングでは、キャスト時や操作時にラインテンションが抜けやすく、風が吹くとラインがフケてスプールに「緩く」巻かれてしまうことが多々あります。
これが次回のキャスト時にラインが一気に放出されて絡まる「ぴょん吉」などのライントラブルの原因になります。
25ソアレXRには、これを防ぐためのアンチツイストフィンが搭載されました(500SPGを除く)。
ラインローラー部に設けられた弾性体フィンが、ラインのたるみを抑えながらスプールへと導いてくれるため、スプール下へのライン脱落や、よじれた状態での巻き込みを防いでくれます。
特にアジングは夜間に行うことが多く、手元のトラブルは致命的なタイムロスとストレスになります。
トラブルレスであることは、集中力を持続させ、結果として釣果に直結する非常に重要な性能進化だと言えます。
アンチツイストフィンの効果がどれほどのものか、実釣で使うのがとても楽しみです。
相性の良いアジングロッド

リールがここまで軽量化・高感度化すると、合わせるロッドもそれに見合ったスペックが求められます。
古い重いロッドにこのリールを合わせると、手元が軽すぎて先重り(持ち重り)を感じてしまう可能性があるからです。
25ソアレXRのポテンシャルを最大限に引き出すなら、やはり同シリーズの「ソアレXR」ロッドや、さらに上位の「ソアレ リミテッド」などがベストマッチでしょう。
開発段階でバランスが調整されているため、間違いのない組み合わせです。
もちろん他社製ロッドでも問題ありませんが、目安として自重50g〜60g台の軽量の中級~ハイエンドロッドと組み合わせるのが良いかなと思います。
タックル全体の重心が手元に近づくことで、まるで手の一部になったかのような一体感を得られるはずです。
ロッド選びの際は、リールの軽さを殺さないよう、グリップ周りの重量バランスにも注目してみてください。
ソアレBBと比較した性能差と選び方
購入を検討する際、弟分である実売価格が安い「ソアレBB」と迷う方もいるかもしれません。
「BBでも十分釣れるでしょ?」という意見もごもっともです。
しかし、アジングを本気で楽しみ、さらなる高みを目指すなら、私は断然XRをおすすめします。
XRを選ぶべき決定的な理由
- 重量差
XRの方が素材レベルで軽量化されており、感度が物理的に優れている。 - 駆動系
インフィニティドライブの有無。
巻き感度において、BBとXRには明確な壁があります。 - ドラグ性能
ハイレスポンスドラグによるエステルラインへの対応力と安心感。 - 所有感
デザインやパーツの精度など、長く愛用したくなる質感の違い。
BBもコストパフォーマンスに優れた素晴らしいリールですが、XRは「ミドルクラス」という枠を超えて、ハイエンド機に片足を突っ込んでいるようなリールです。
後から「やっぱりもっと感度が欲しい」と買い替えるくらいなら、最初からXRを選んでおくことが、長い目で見れば最も満足度の高い投資になると確信しています。
25ソアレXRのインプレまとめ
25ソアレXRは、単なるモデルチェンジに留まらず、現代のライトゲームに求められる「軽さ」「感度」「トラブルレス性能」を極限まで高めた、非常に完成度の高いリールだと感じました。
24ルビアスという強力なライバルが存在しますが、25ソアレXRは決して引けを取っていません。
むしろ、インフィニティドライブによる独特の「情報量のある巻き心地」や、ハイレスポンスドラグの安心感、そして洗練されたデザイン性において、シマノ独自の魅力を持っています。
特に2000番手以上に搭載されたフルスペックの技術は、これまで感じ取れなかった微細なアタリや潮の変化をアングラーに伝え、アジングの世界をさらに奥深く、楽しいものにしてくれるでしょう。
これから使い込んでグリスが馴染み、本当の回転性能が発揮されるのが楽しみでなりません。
このリールと共に、また新しいアジとの出会いを探しに行こうと思います。
皆さんもぜひ、この進化をフィールドで体感してみてください。
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