【釣行記録】アジングタックルでカワハギは釣りに挑戦!釣果は如何に

【釣行記録】アジングタックルでカワハギは釣りに挑戦!釣果は如何に

【釣行記】アジングタックルでカワハギは釣れるのか?鹿島港魚釣園でエサ取り名人と激闘!

「繊細なアジングタックルで、”エサ取り名人”カワハギを釣ったら面白いんじゃないか?」

そんな思いつきから、手持ちのタックルを握りしめて堤防カワハギ釣りに挑戦してきました!

上品な白身に濃厚な肝が絶品のカワハギ。

今回は、風速8mの強風と無数のエサ取りに翻弄されながらも、本命の顔を拝むまでの奮闘記をお届けします。

※本ページはプロモーションが含まれています

アジングタックルでカワハギ釣り実釣記録

  • 今回の釣り場:「鹿島港 魚釣園」へ
  • 魚釣園基本情報
  • いざ実釣!しかし待ち受けたのは…
  • 当日のタックルと仕掛け
  • 小さなアタリの正体はやっぱり…
  • ついに本命!フォールで食わせた執念の一匹
  • 次回リベンジへの課題と反省点

今回の釣り場:「鹿島港 魚釣園」へ

今回の舞台は、茨城県鹿島港にある有料の釣り施設「鹿島港 魚釣園」です。

きっかけは、YouTubeで見た一本の動画。
そこで楽しそうにカワハギを釣っているのを見て、行ってみようと思いました。

公式サイトの釣果情報を見ても、カワハギが釣れているようだったのでこれも決め手に。

ちょうど秋はカワハギが岸に寄ってくるシーズン。

期待に胸を膨ませ、現地へと向かいました。

魚釣園基本情報

所在地:〒314-0013 茨城県鹿嶋市新浜地先
営業時間:5月~10月 7:00~19:00
     11月~4月 8:00~17:00
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
    年末年始(12月29日~1月3日)
料金:大人 600円
   小人
   (小学生・中学生) 300円
   小学生未満 無料
レンタルライフジャケット 300円
トイレ:完備
売店:有り

この日は平日ということもあり、人もまばらで快適に釣りができました。

いざ実釣!しかし待ち受けたのは…

この日は、立っているのもやっとなほどの強風。

風速は8メートルで、施設のスタッフさん曰く「あと2メートル吹いたら閉鎖」というギリギリのコンディションでした。

風向きは北風で冷たく、かなり寒いです。

しかも横風になるのでかなり釣りづらい状況でした。

そんな厳しい条件の中、まずは仕掛けを準備します。

当日のタックルと仕掛け

カワハギタックル カワハギ仕掛け
  • ロッド:エラディケーター リアルフィネス ERFS-76LT-TZ
  • リール:20 ルビアス FC LT2500S
  • ライン:PEライン 0.3号
  • 仕掛け:市販の胴付き3本針仕掛け(交換が簡単なタイプ)
  • オモリ:10g
  • エサ:業務スーパーの冷凍むき身あさり

胴付き仕掛けはワンタッチ式で針がセットできるのでとても便利でした。

針は大容量パックを購入
フグにハリスを切られることも多かったので、大容量で購入するのがオススメ
その分1パックの価格が高いのが難点ですが・・・

陸からカワハギを狙うなら針のサイズが小さいネオゼロフックかネオフックの中から選ぶのが良いと思います。

小さなアタリの正体はやっぱり…

まずは動画の真似をして、キャストせずに真下に仕掛けを落としてみます。

すると、着底と同時に竿先に「ツン…ツツツン…」と生命反応が!

しかし、あまりに小さいアタリで、とても針に掛かる気がしません。

少し待って仕掛けを上げてみると…

こんな感じで簡単に餌を取られてしまいます。

アジングタックルでカワハギ釣り
肝の部分だけが綺麗に食べられてる

持って来た餌がすぐになくなってしまいそう・・・

開始早々、一気に不安がよぎります。

竿を上下に誘ってみると、タイミングよくヒット!

しかし、上がってきたのは小さなフグ、キタマクラでした。

どうやら、この繊細なアタリの正体はコイツらのようです。

その後もポイントを少しずつ変えながら探りますが、釣れてくるのはフグ、フグ、フグ…。

 

そんな中、ひときわ明確なアタリが!
引きもフグとは明らかに違います。

「ついに本命か!?」

期待を込めて巻き上げると、上がってきたのは鮮やかなベラでした。

ついに本命!フォールで食わせた執念の一匹

なかなか状況が好転しない中、誘い方を変えてみることに。

大きく竿を煽り、ゆっくりと仕掛けを落とし込む「フォール」を意識していると…

「コッ!」
明確なアタリ!

すかさず合わせると、心地よい重みがロッドに乗りました。

ついに、ついに…!

上がってきたのは、紛れもない本命のカワハギ!
サイズは小さいですが、狙って釣れた嬉しい一匹です。

この後、同じパターンでもう一匹追加!
さらに、久しぶりのヒットで良い手応えを感じさせてくれたのは、ウマヅラハギでした。

しかし、いずれもサイズが小さかったためオールリリース。

ここで無情にもエサがなくなり、強制終了となりました。

実釣時間は7:00~11:00位

次回リベンジへの課題と反省点

非常に悔しい結果とはなりましたが、多くの学びがあった釣行でした。

次回の成功のために、3つの反省点をまとめておきます。

  1. エサの量は今の倍以上!
    エサ取りの猛攻を甘く見ていました。
    消費ペースが想像を絶していたので、次回は嫌というほど持っていきます。
  2. オモリのバリエーションを増やす
    10gしか用意していませんでしたが、強風対策のためにもっと重いオモリを試したかったです。
  3. 「足元」への思い込みを捨てる
    なぜか「カワハギは足元」というイメージがあり、ほとんど投げませんでした。
    次回はしっかりキャストして沖も探ります。

【タックルインプレ】アジングロッドはカワハギ釣りに通用する?

  • なぜアジングタックルを選んだか
  • エサ取り対策
  • 釣り方への考察

なぜアジングタックルを選んだか

今回、実はシーバス用のMLクラスのロッドを持っていくか迷いました。

しかし、カワハギ釣りの醍醐味である「アタリを取って掛ける」こと、そして何より「魚の引き」を楽しむことを考えた結果、アジングタックルを選択しました。

メリット:高感度とスリリングな楽しさ

アジングロッド最大の魅力は、やはりその「感度」です。

「ツンツン…」というフグの小さなアタリもしっかり手元に伝わってくるので、めちゃくちゃ面白いです!アタリがないと飽きてしまいますが、これなら集中力が続きます。

そして、魚が掛かってからが本番。
今回使用したエラディケーターリアルフィネス76TZは、ワッペンサイズのカワハギでも綺麗に竿が曲がり込み、引きを存分に楽しませてくれました。

これぞライトタックルの醍醐味ですね。

デメリットと注意点:パワーとライン強度

 

一方で、課題も見えました。
このロッド(76TZ)はアジングロッドの中では柔らかめで、10gのオモリを操作すると正直少しダルさを感じました。

繊細なアタリを掛けていくカワハギ釣りには、もう少し張りのある先調子の竿の方が扱いやすいかもしれません。

また、今回使用したラインはPE0.3号でしたが、これは少し心細く感じました。

【注意】ラインはPE0.6号が安心かも

今回は小さいサイズばかりでしたが、もし良型が掛かった場合、0.3号ではやり取りがかなり不安です。
特に餌釣りでは様々な魚が釣れる可能性があるので、PE0.6号あたりが安心して使える号数だと感じました。

実はもう一本、硬めのハードソリッドティップを搭載したキャロ用ロッドがあります。

次回はこのロッドも持ち込み、穂先が硬いことが実釣でどう影響するのか(アタリを弾かないかなど)を試してみたいと思います。

エサ取り対策

今回の釣行で最大の課題となったのが「エサ取り」です。
フグの猛攻で、メインで使ったアサリがあっという間になくなりました。この反省を踏まえ、次回試したい対策をまとめます。

アサリの課題と代替エサの検討

アサリは食いが良いものの、「餌もちが悪い」「針に付けるのに時間が掛かる」という明確な弱点がありました。
手返しが悪くなると、それだけ釣れるチャンスも失ってしまいます。

候補①:ボイルエビ

そこで注目しているのが「ボイルエビ」です。
ネットで調べてみると、意外と食いも良さそうです。

  • 餌もちが良さそう
  • 細く切るだけで準備OK
  • 針に付けるのが簡単で手返しが早い

これらの点から、次回の有力候補です。

候補②:虫エサ(青イソメ)

次は足元だけでなく「投げ釣り」も試したいため、「青イソメ」などの虫エサも使ってみようと思います。
投げ釣りで青イソメを使えば、カワハギ以外の魚種(カレイやシロギスなど)も狙えるのが魅力的です。

釣り方への考察

今回、私は足元での「縦の誘い(上下の誘い)」がメインでした。

しかし、カワハギは縦方向に泳ぐのが得意な魚です。

縦に誘っても、それにうまく追随してエサだけを器用に取っていくのではないか…と想像しています。

【次回の仮説】横の動きで慌てて食わせる!

ならば、胴付き仕掛けの「縦の釣り」よりも、投げ釣りで「横方向」に仕掛けを移動させた方が、エサをしっかり追わせて、慌てて食いつかせる(=針掛かりさせる)ことができるのではないでしょうか。

また、単純に投げ釣りは広範囲を探れるので、釣れる確率も高くなるはずです。

カワハギは水温が低くなると深場へ移動してしまい、岸から釣るのが難しくなっていきます。

次回チャンスがあるかわかりませんが、まだ釣果情報が出ているうちに、この仮説を試しにリベンジしたいと思います!

まとめ:アジングタックルでのカワハギ釣りは面白い!

結果として持ち帰れるサイズのカワハギは釣れませんでしたが、アジングタックルでも十分にカワハギ釣りが成立し、最高に楽しめることが分かりました。

多くの課題が見えた今回の釣行。

この反省を活かし、近いうちに必ずリベンジを果たしたいと思います!

堤防から狙えるシーズンはいつまで続くか分かりませんが、来週か再来週あたり、またチャレンジしてきます!

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