he ONE アジングの情報をお探しの方へ。
この記事では、The ONE アジングの基本情報と特徴から、実際のインプレまとめ、耐久性はどうか?といった気になるポイントまでを詳しく解説します。
また、比重と沈みやすさ、使用して感じたメリット・デメリット、The ONE アジングのリーダー選びなど、実際に使用する際に役立つ情報も網羅しています。
The ONE アジングの使い方とレビューまで含めて、これから使ってみたいという方にとって役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。
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The ONE アジングの特徴とメリット
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The ONE アジングの耐久性と注意点
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The ONE アジングの直結使用やリーダー選び
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The ONE アジングの釣り方や使い方のポイント
The ONE アジングの基本情報と特徴

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特徴とは?
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インプレまとめ
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耐久性はどうか?
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直結使用は可能?
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比重と沈みやすさ
特徴とは?

The ONE アジングは、ポリエチレン素材を使用したモノフィラメント構造のラインです。
つまり、従来のPEラインと同じ素材ながら、複数本の糸を編み込むのではなく、1本の糸で作られているのが大きな特徴です。
この構造によって、一般的なPEラインに比べて伸びがさらに少なくなり、感度が格段に向上しました。
メーカーによれば、エステルラインと比較して約3.4倍、PEラインと比較して約1.36倍の感度を実現しているそうです。
そのため、アジングで小さなアタリや水中の変化をダイレクトに感じ取ることができます。
さらに、直線強力は一般的なPEラインと同等の強さを持ち、エステルラインと比べると約3.3倍もの強度があります。
これにより、細い号数でも十分な引っ張り強度を確保できるため、より繊細な釣りが可能になります。
ただし、比重は0.97と軽いため、水面に浮きやすい性質があります。
このため、風が強い時や潮の流れが速い場所ではラインが流されやすいというデメリットがあります。
まとめると、The ONE アジングは、感度が非常に高く、強度も十分に備えた革新的なラインです。
一方で、比重の軽さゆえに風や潮の影響を受けやすい場面もあるので、状況によって使い分けることが大切です。
インプレまとめ
The ONE アジングの使用感については、多くのユーザーから高い評価を得ています。
その理由は、従来のPEラインやエステルラインと比べて、操作性や感度の面で優れていると感じられるからです。
具体的には、細い号数でも高い直線強力を持ち、感度が非常に高いため、ライトゲームにおいて微細なアタリをしっかりと捉えやすいという声が多く寄せられています。
また、表面が滑らかで、ガイド抜けがスムーズであることから、キャスト時にストレスが少ないという点も好評です。
一方で、耐摩耗性については従来のPEラインと同等レベルとされており、障害物周辺を攻める釣りではリーダーの使用を推奨する意見が多いです。
また、直結での使用は可能ですが、特にボトム付近での釣りではリーダーを付けたほうが安心感が高いといわれています。
使用者のインプレッションとしては、「感度が抜群で、操作性が良い」というメリットを実感している方が多い一方で、「比重が軽いため、風が強い状況では操作しにくい」といったデメリットを挙げる声もあります。
総合的に見ると、The ONE アジングはライトゲームで特に力を発揮するラインですが、使用環境によってはリーダーを付けるなどの工夫が必要です。
これにより、感度の高さを最大限に活かした釣りが楽しめるでしょう。
耐久性はどうか?
The ONE アジングの耐久性については、従来のPEラインと同等レベルと考えられます。
モノフィラメント構造によって伸びが少なく、感度は非常に高いものの、耐摩耗性については突出しているわけではありません。
これは、素材自体がPEラインと同じポリエチレンを使用しているため、物理的な耐摩耗性能には大きな差が出にくいからです。
実際の使用感としては、ラインの先端部分はキャストや魚とのやり取りによって徐々に摩耗していくため、定期的に数メートルほどカットしてメンテナンスを行うのが安心です。
特に、岩場やテトラ帯など障害物が多い場所では、ラインが擦れてダメージを受けやすいことがあります。
これは、アジングという釣りの特性上、ボトム付近を攻めることが多いため、避けて通れない問題といえるでしょう。
一方で、ライン自体の結束強度やキャスト時のトラブルは少ないという声が多く、正しく扱えば長持ちしやすいのも事実です。
使用後には軽く水洗いをして塩分を落とし、湿気の少ない場所で保管することで、耐久性をより高められます。
このように、The ONE アジングは耐久性を過信しすぎず、こまめなチェックとメンテナンスを心がけることで、その性能を長く活かすことができるラインです。
直結使用は可能?

The ONE アジングの直結使用については、結論からいえば可能です。
但し「The ONE アジング」の中でも特に細い、0.08号を使う場合はリーダーは必須だと感じています。
モノフィラメント構造による高感度と直線強力の高さが、リーダーを結ばなくても十分に対応できる状況を作り出してくれます。
特に、ジグ単(ジグヘッド単体)の釣りや比較的根ズレの心配が少ないオープンエリアでの使用では、リーダーを付けずにそのまま直結で釣りを楽しむことができます。
この方法であれば、結束の手間が省けるため、釣り場でのトラブルが少なく、手返し良く釣りを続けられるメリットがあります。
ただし、障害物周辺を攻める場合や、大型の魚が掛かる可能性がある場面では、リーダーの使用が推奨されます。
特に、岩場やテトラ帯などでの釣りではラインの摩耗リスクが高まるため、フロロカーボンやナイロンのリーダーを使うことでラインブレイクを防ぎやすくなります。
このように、The ONE アジングは直結使用が可能である一方、使用する細さや状況によってはリーダーを付けることでより安全に釣りを楽しめるラインといえるでしょう。
比重と沈みやすさ
The ONE アジングの比重は約0.97と、一般的なPEラインとほぼ同じ値になっています。
この比重により、水面付近で浮きやすい特性があり、特に風や潮の影響を受けやすい状況下ではラインが流されやすいことがあります。
一方で、モノフィラメント構造によってライン自体が非常に細いため、通常のPEラインよりも水中に沈みやすいと感じる場面もあります。
実際には、空気の含有量が少なく、表面のコーティングや糸質の硬さが影響して、ある程度スムーズに沈んでいくという特徴も見られます。
しかし、エステルラインやフロロカーボンと比較すると、沈みやすさという面では劣ります。
特に風が強い日や潮の流れが速い時は、操作感が薄れてしまう可能性があるため注意が必要です。
風や潮にラインが流されにくい釣りを重視する場合は、より比重の高いエステルラインの方が有利になることがあります。
このように、The ONE アジングはPEライクな軽さを持ちながらも、モノフィラメント特有の沈みやすさをある程度備えているといえるでしょう。
ただし、環境に合わせて使い分ける意識が大切です。
The ONE アジングの使い方とレビュー

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使用して感じたメリット・デメリット
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The ONE アジングのリーダー選び
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エリアトラウトに使えるか
使用して感じたメリット・デメリット

私が実際に「The ONE アジング0.08号」を使用して感じたメリット・デメリットを紹介します。
まずメリットに関しては、一定の条件下であれば、エステルラインの上位互換と言って良いです。
飛距離は出るし、感度も良し、釣行後のメンテンナンスをしっかりすれば、エステルラインほど頻繁に巻き替える必要もないでしょう。
感度に関しては豆アジのアタリもしっかり手元に伝わるので問題ないです。
無風で障害物の無い場所という条件化であれば、「The ONE アジング0.08号」をメインラインとして使っていこうと思っています。
それぐらい使用感が良くて気に入りました。
但しメリットばかりという訳ではありません。
デメリットに関しては従来通りのPEラインと同じことが言えると思います。
しゃはり風のある状況下では使いづらいのが事実です。
単線ラインでしかも極細なので、従来のPEラインより風の影響を受けにくいなんて情報もありましたが、その差が殆ど感じませんでした。
また私が使った0.08号は極細の為、ちょっとしたスレでも簡単に切れます。
なのでテトラでのアジングでは使いにくいと感じましたし、テトラで使用する際は「The ONE アジング0.08号」の極細ラインを使用することはないと思います。
The ONE アジングのリーダー選び
The ONE アジングを使う際には、基本的にリーダーの使用をおすすめします。
特に障害物が多い場所や魚が強い引きを見せる状況では、メインラインの保護やショック吸収の役割を果たすため、リーダーがあると安心です。
おすすめのリーダー素材は、フロロカーボンやナイロン、があります。
フロロカーボンは耐摩耗性が高く、根ズレが気になる場面で特にオススメ。
ナイロンは柔らかく伸びがあるため、魚の引きをいなしてくれる特徴があります。
号数の選び方としては、メインラインの号数に合わせて0.8〜2号程度のリーダーを使うとバランスが良いでしょう。
例えば、0.3号のThe ONE アジングであれば、リーダーは1〜2号程度を目安にすると使いやすいです。
また、ノットについてはFGノットが定番ですが、極細ラインの場合はトリプルエイトノットや3.5ノットなど、簡単で結束強度が確保しやすい方法も選択肢として挙げられます。
このように、The ONE アジングでは状況に応じてリーダーの素材や太さ、結束方法を選ぶことが大切です。
これにより、安心して釣りができ、快適なライトゲームを楽しめます。
エリアトラウトに使えるか
The ONE アジングは、エリアトラウトにおいても十分に活用できます。
もともとはアジング向けに開発されたラインですが、その高い感度と伸びの少なさはエリアトラウトでもメリットとなるからです。
特に、エリアトラウトで使われる軽量スプーンやマイクロジグを使う場合は、アジングと同じような使用感で使えます。
モノフィラメント構造による伸びの少なさが手元への感度を向上させ、繊細なバイトを逃さずキャッチすることができます。
ただし、The ONE アジングはPE系素材であるため、比重が0.97と軽く、水面に浮きやすい特性があります。
アジングと同じく、エリアトラウトでボトム狙いをする場合や、風が強い状況では使いづらいです。
こうした場面では、比重の高いナイロンやフロロカーボン、を使い分けるとより安定した釣りが可能です。
またエリアトラウトの場合は、50㎝オーバーの大物が掛かることも少なくないです。
その場合、細すぎるラインでは強度が心配です。
アジングのように、0.1号以下を使用するのはオススメしません。
細くても0.2号以上を使うのをオススメします。
このように、The ONE アジングはエリアトラウトでも十分に使えるラインですが、釣り方や状況に応じて他のラインと使い分けることが、より快適な釣りにつながります。
The ONE アジングの総括まとめ
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ポリエチレン素材のモノフィラメント構造で伸びが少ない
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エステルよりも3.4倍高感度で微細なアタリを捉えやすい
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直線強力はPEラインと同等で繊細な釣りも安心
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比重は0.97で水面に浮きやすい
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風や潮の流れが強いとラインが流されやすい
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表面が滑らかでガイド抜けがスムーズ
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ジグ単やオープンエリアでは直結でも問題なく使える
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岩場やテトラ帯ではリーダー推奨
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耐摩耗性はPEラインと同程度で過信は禁物
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キャストや魚とのやり取りで先端が摩耗しやすい
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使用後の水洗いで耐久性を保ちやすい
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FGノットや簡易ノットで結束強度を確保しやすい
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エリアトラウトでも使用可能だが0.2号以上が推奨
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軽量スプーンやマイクロジグで感度を活かせる
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環境や状況によって他ラインと使い分けが必要
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